光電効果の計算

カテゴリ: 原子物理 | ツール番号: 28
光電子の運動エネルギー: Kₘₐₓ = hf − φ
プランク定数: h = 6.626×10⁻³⁴ J·s
光速: c = 3×10⁸ m/s

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計算式の解説

光子のエネルギー: E = hf = hc/λ

光電効果の式: Kₘₐₓ = hf − φ

限界周波数: fc = φ/h

限界周波数より低い周波数の光では光電子は飛び出さない

💡 光を強くしても電子のエネルギーは変わらない: 光の強度(明るさ)を上げても電子1個のエネルギーは変わりません。強度は光子の数に相当し、飛び出す電子の数が増えるだけです。

例題

問題: 波長500nmの光子で、就業関数2.5eVの金属から光電子の最大運動エネルギーを求めよ。

解答: E = hc/λ = (6.626×10⁻³⁴ × 3×10⁸) / (500×10⁻⁹)
= 1.9878×10⁻²⁵ / 5×10⁻⁷ = 3.976×10⁻¹⁹ J = 2.48 eV

Kmax = E − φ = 2.48 − 2.5 = −0.02 eV

∴ 光電子は飛び出さない(限界周波数より低い)

📖 重要: 光電効果は光が粒子(光子)としての性質を持つことを示した歴史的実験です。アインシュタインはこの研究でノーベル賞を受賞しました(1921年)。

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